こけし俳句に投句あり
最近の愛読書は山本健吉編集の歳時記『季寄せ』。
暦の上では春でも今日の仙台はどか雪。
季語と窓から見える景色のギャップに悩む、
こけし俳人猫空でございます。

さて、今年最初のこけし俳句のご紹介です。
いつも関東方面のナイスなこけし情報を教えてくださるTさん、
俳号碧蝉さんからの投句です。 


梅二輪 こけしの頬に ほころびぬ

こけし棚 影のみ香る 梅月夜

的れきと 白梅咲けり 雛の衣

木の花や にぎれば堅し こけしかな


梅をお題に詠まれたそうです。
風雅ですね〜。
ご近所の氏神さまの鳥居脇に、立派な紅梅白梅があるそうです。
うらやましい環境です。
この時期に梅が咲いているというのもうらやましい。
仙台はまだまだ先でしょう。

個人的には、二句目が好きです。
月明かりに影を濃くするこけし棚と、どこからともなく漂ってくる梅の香り。
夜中にふと目が覚めた時に、詠まれた句なのでしょうか。
こけし棚には一体どんなこけしが並んでいるのでしょう。
碧蝉さんの部屋の光景が目に浮かびます。
こけしと梅が絡むと、こういう隠微な雰囲気のこけし俳句もできるのだなぁ、
と勉強になりました。


そして、いつもお世話になっている切り紙の巨匠Nさん。
近頃、木工にも手を染められ、肩書きがどんどん増えつつあるNさん。
俳号金魚さんからも投句がありました。
ちなみに「金魚」とはNさんの大学時代の渾名で、
「室生犀星の『蜜のあわれ』の金魚みたいなかんじ」だそうです。
というわけですから、以下の俳句は、
一人称が「あたい」のコケティッシュな金魚が喋っている、
と思いながら声に出して詠むと、可笑しさが増します。


こんにちは 心の中で おじぎする

かなしばり ふだんどおりに かなしばり


てっきりこけしとの会話を詠まれたものだと思っていたのですが、
Nさんにお聞きしたところ、「こけしになったと思って詠んだ」ということです。
・・・なんと超現実的な発想でしょうか。
「こけしになったと思って」詠まれた俳句。
これこそこけし俳句の中のこけし俳句。
Nさんにはいつも驚かされっぱなしです。
合点がいった後に詠んでみると、一層味わい深いものがあります。
特に二句目。
こけしが金縛りに遭っていたとは、気付きませんでした。
金縛りが解けた時、こけしがどういう体勢になるのか気になるところです。


今回も、たくさんの投句をありがとうございました。
またの投句をお待ちしております!

こけし俳句は俳号をそえて、
こちらまで→kokeshibokko@gmail.com
| 仙台こけしぼっこ | 10:18 | - | - |
工房きぼこさんTV出演のお知らせ

宮城県の方におしらせです。
今日(2月5日)の夕方3時半からのテレビ番組
OH!バンデス(ミヤギテレビ 4ch)に、
弥治郎の工房きぼこ新山真由美工人が出演されます。
時間などくわしいことはわからないのですが、
取り急ぎお知らせです。

AKOさんの裏ぼっこ記事up!

ノリコ
| 仙台こけしぼっこ | 11:45 | - | - |
フェルトこけしブローチ
 

手のひらサイズの津軽ちゃん。
青葉こけし会の先輩に依頼されて制作しました。
小さいサイズのこけしはなかなか形が決まらず、何度も泣きました。
形になった時はほっとしました。
喜んでもらえますように。。。



サイズ違いをずらずら並べると可愛い。



AKO
| 仙台こけしぼっこ | 10:15 | - | - |
鳴子フォーラム2010
 





鳴子フォーラム2010 
こけしを語ろう、地域を語ろう、
「こけしが教えてくれたもの」

鳴子・こけし工房めぐりマップを制作された、
イラストレーター杉浦さやかさんと、
こけし研究家で写真家の沼田元氣さんの、
こけしについて、こけしがもたらす鳴子の宝物についてのトークショー。

3月14日(日) 13:30から
第一部 暮らしの中にこけしが果たす役割
第二部 こけし工房めぐりマップの制作秘話
料金 500円(お茶・お土産つき)

ヌマ伯父さん&さーやとこけし語り!
そしてなんと良心的な料金設定なのでしょか。
鳴子の街とおふたりの、こけし愛のなせるわざ。
ぼっこ3人さっそく申し込みました。
春が来るのがますますたのしみになりました。
みなさんもぜひご一緒しましょう。

お問い合わせ・ご予約は
電話 0229−83−3441まで

ノリコ
| 仙台こけしぼっこ | 09:46 | - | - |
玉小箱


ピンクの帽子のこけしちゃんと漆の赤。
春を感じます。
翁知屋さんと柿澤是伸さんとのコラボの作品です。
未来の伝統 和NEXTというイベントが日本橋高島屋で明日まで開催しています。
T島さんが情報を寄せてくださいました。
ありがとうございます。

漆と無垢の木の組み合わせ。
斬新に感じますが見ているとしっくりくる不思議。




 


お花を入れてみたり、アクセサリー入れにしたり。。。
自分流に楽しめそうですね。




柿澤さんのこけし、我が家にもおります。
帽子が着脱可能なので遊べます。
この玉小箱の帽子ちゃんも遊べるのでしょうか?
(追記*T島さんに質問したところ、着脱可でした。)

柿澤さんのこけしは将来美人になることが約束されている子供、と思っている私。
それに自分で気がついていないのです。
純真無垢な表情の顔のみが乗っかっているなんて、
見ようによってはちょっと怖い。
その怪しさがこけしの可愛いさにつながる気がいたします。

関東にお住まいの皆様、ぜひ足を運んでみてくださいね。



AKO
| 仙台こけしぼっこ | 12:00 | - | - |
伝統フェルトこけし
 

ここのところずっと羊毛フェルトと格闘していました。
左から 
弥治郎こけし・木地山こけし・津軽こけし・たこぼうず・キナキナ

今年の私の目標の1つに羊毛フェルトで伝統こけし(11系統)を作るというのがあります。
手芸メーカーのコンテスト作品募集があり、それに向けて制作しました。
材料はそのメーカーのものを使わなくてはいけません。
可愛い色味が特徴。
そんなわけでいつもより毒気が少ない子に仕上がったのです。

そのメーカーの羊毛フェルトのキットの作風とは真逆なこけしたち。
キャワイイ作品がコンテストでも好まれるのは頭では分かっているのですが
手が動きません。
どうせ作るのなら自分の好きなものを、と自己満足の道を選んだわけです。





弥治郎ちゃん。
今回作った中でも比較的可愛い顔をしているのに浮かない表情。
嫌なことでもあったのでしょうか?

私は子供がおえかきでワンピースを描いたような、この形が好きです。
なかなかラインが決まらずにムキーとなりながら制作しました。







木地山ちゃん。
非常に気に入っています。
ぬぼーっとした立ち姿。
たまりません。
狭いスペースにこれでもか!というくらいに模様を描くところにやりがいを感じました。
そして前髪が永ちゃんに似ているということ発見しました。








津軽ちゃん。
今回で制作するのは2度目。
晴れやかな表情がよいでしょう?

グラマラスなプロポーション。
刺繍も膨らみを強調するように仕上げてみました。







たこぼうず。
なかなかラインが決まらずに何度投げ出したことか。
でも顔を仕上げたあたりから楽しくなりました。
子供達に「こわぁーい。」と言われ不評。
してやったり。
私は満足しています。







キナキナ。
あくの強いものばかり制作していると、シンプルなものが欲しくなります。
当たり前ですがこれはキナキナと頭が動くわけではありません。
でも羊毛フェルトならではの温かみのある感触は
おしゃぶりに向かなくても手に優しくほっと心が和みます。




こけし工人さんの技術って本当に素晴らしいということを
羊毛フェルトを通して感じております。
思わず触れたくなるようなラインをつくる難しさ。
これからも精進しなくてはと改めて感じました。


AKO
| 仙台こけしぼっこ | 13:55 | - | - |
仙台こけしぼっこ 2010

今日は待ちに待った新年会・議の日。
いつものようにご飯をもちより、
わいのわいのとしゃべりまくる。
ところどころ、とてもまじめに会議する。
笑いまくり、しんみりし、しゃべりまくる。
ふわふわみちおを抱っこする。

はじまりました。
こけしぼっこ2010。

脱線しつつも、会議は真剣。
こけしの旅の本・第2号の構想や、
今年の活動内容についてなどなど。
たのしく・まじめに・おもしろく。
それが仙台こけしぼっこ。


新年会の食卓には、
秋田・小椋久太郎氏の木地山系こけしが鎮座しておりました。
いつもぼっこを応援してくださるお仲間、
ninaさんからの贈りものです。
久太郎こけしの一歩後ろに控えるは、
伝統フエルトこけし工人・AKOさん作の津軽系こけし。


伝統フエルトこけし・新作がうまれる現場。
木地山系こけし・制作中。


突然糸も紡ぎだす。

3人の頭のなかの今年のこけしぼっこが、
かたちになって動きはじめました。
それぞれの持ち味をいかした、
あたらしい企画もはじまりますよ。

今年もこけしと仙台こけしぼっこに、
どうぞよろしくおつきあいくださいませ。


ノリコ


今回も、ちょっと裏はAKOさんブログにて→
猫空さんブログでは、
郷土料理研究家・猫空家の食卓がみられます。→


| 仙台こけしぼっこ | 10:25 | - | - |
冬のこけし愛

大寒の今日。
冬のこけし愛のかたちをひとつ、ご紹介しましょう。


横浜のこけし愛好家Oさん宅の、ぬくぬくこけしたち。
こけしの衣装はもちろんOさんの手作りのもの。
ひとりひとり、見つめていると、
可笑しさと愛おしさがこみ上げてきます。

Oさんのこけし愛歴はながく、
東北各地へのこけし旅で集めたこけしは数知れず。
お好きな北欧や東欧の雑貨や花とこけしとを写真におさめ、
ポストカードにして楽しんでいらっしゃいます。

たとえば。


えんどう豆 こけし / 蔦文男氏


温泉 こけし / 渡辺鉄男氏
(左上からの視線にも注意)


こけし愛好家の方からお便りをいただく度に、
みなさんの遊びごころや、多様なこけし愛のかたちに驚いたり、感心したり!
美しい伝統工芸品としても、愛されつづけるこけしですが、
それぞれの楽しみかた・遊びかたがあるところに、
玩具人形としてのこけしの姿が浮かびあがってくるような。

 
  


みなさまそれぞれのこけし愛。
街でみかけたこけしのすがた。
仙台こけしぼっこにお知らせください。

送り先
kokeshibokko@freeml.com

みつけた・こけし(右欄ご参照ください) 担当 AKO
こけし俳句 担当 猫空
お待ちしております!


  

おしらせ
「こけしの旅の本」
お取り扱い店が増えました。
京都の恵文社一乗寺店さんです。
京都のみなさま、
どうぞよろしくお願いいたします。


ノリコ



| 仙台こけしぼっこ | 16:59 | - | - |
玉代・勝世姫こけし


 青森県のJR三沢駅にあるなんとも大きなこけし。
カラフルポップでかぶっている笠もややメキシカン調。
そんな楽しい雰囲気のこけしも伝説を知るとまた違ったように見えてきます。

小川原湖伝説については三沢市観光協会サイトをご覧ください。

なぜ父親はこんなにも自分を愛してくれている家族をほったらかして旅に出てしまったのか?
姉妹は父親を捜索したのはよいが、亡くなっていることを知ったからといって
病気の母を残して自ら命を絶ってしまったのか?
考えれば考えるほど、家族思いなのかそうでないのか。
私にはわかりません。

このこけしは伝説の場所である小川原湖と三沢空港にもいるようです。

投稿者のTOKKOさん、どうもありがとうございました。

AKO
| 仙台こけしぼっこ | 14:10 | - | - |
こっとことな器展
フェリシモしあわせの学校のスターフェリシモとして、
金沢でこけし作りのワークショップなど、
数々の活動をされているみわとしこさん。
陶芸家の高森絢子さんと「COTTOCOTO」
という名まえでの活動をお始めになりました。
第一弾は、こけし・日本・金沢をテーマにした器展
「新春 こっとことな器展」
☆写真はTOKO TONTTU FORESTさんからお借りしました。

「こっとこと」とは石川の方言で、
あったかい・ふっくらなどを意味する言葉なのだそうです。
こっとこと・こっとこと
つぶやいているうちに、あったまってくるような言葉のひびき。

みわさんとのご縁をつないでくださった、
金沢のぽんぽんさんから届いた小包のなかに、
展示会のおみやげの、こけし箸置きがはいっていました。
今日からわたしの箸をうけとめてくれることになった、
面長美人さん。


みわさんからお聞きした、こけしへのあたたかいまなざしは、
作品から伝わってきます。
ぽんぽんさんみわさん、ありがとうございます。

みわとしこさんのサイト
こけし柄のお皿や箸置きなど、
展示会の様子を見ることができますよ。
ぜひご覧になってみてください。

今日も仙台は、雪がちらちらと舞っています。
今週は、わたしも娘も風邪でダウン。
みなさん風邪ひかないよう、あったかくしてお過ごしくださいね。

最後におしらせです。
東京 神保町の東京堂書店さんで、
「こけしの旅の本」のお取り扱いがはじまりました。
神保町といえば、書肆ひやねさんのあるあたり。
仙台こけしぼっこのずんぐりむっくりこけしロゴとは、
ひやねさんで出会いました。
お近くの方は、ぜひお立ち寄りくださいませ。

それではまた。

ノリコ


| 仙台こけしぼっこ | 14:03 | - | - |
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     仙台こけしぼっこ














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「みつけた・こけし」で、
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看板・おやつ・こけし柄なども大募集。
こけしぼっこ一同、
たのしみにお待ちしています。

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